Adobe Illustrator(イラストレーター) CS5をOSをHigh Sierraにアップグレードしてからも使っています。しかし、毎回終了時にエラーメッセージが出て、半ばクラッシュのような状態で終了するようになってしまいました。クラッシュすると設定が全て初期化されてしまって、とても不便です。
そこで今回は、Illustrator(イラストレーター) CS5をHigh Sierraで使うと終了時に毎回エラーメッセージが出る問題を解消する方法をお伝えします。
終了時クラッシュの解決策
もしAppleが提供しているJava 6 runtimeをインストールしていないなら、先にインストールしてください。インストールの方法は別の記事に書いたので、見てみてください。
話を戻します。
Illustrator(イラストレーター) CS5の終了時エラーの解決はAdobe Support Communityの回答を参考にしました。
Adobe Support Community(https://community.adobe.com/t5/illustrator/illustrator-cs5-crashes-on-save-and-quit-on-mac-osx-sierra/m-p/8854814)以下、順番を追って説明していきます。
global環境の設定をする
最初はglobal環境の設定をします。
①メニューバーの「Finder」を右クリックして「フォルダへ移動」をクリックし、②入力フォームに「~/Library」と入力して「移動」をクリック。
global環境の「Library」フォルダに移動するので、フォルダ内で「Application Support > Adobe」の順番で移動する。
「CS5ServiceManager」と言う名前のフォルダを探し、その名前を「CS5ServiceManager.bak」に変更する。
local環境の設定をする
次にlocal環境(ユーザー名配下)の設定をします。
「Finderウィンドウ > Macintosh HD > ライブラリ > Application Support > Adobe」の順番で移動する。
「CS5ServiceManager」と言う名前のフォルダを探し、その名前を「CS5ServiceManager.bak」に変更する。
以上の設定をすると、Illustrator(イラストレーター) CS5を終了した時に毎回出ていたエラーメッセージが出なくなり、クラッシュせずに終了できるようになります。
Illustrator(イラストレーター) CS5の終了時に毎回エラーメッセージが出てクラッシュする以外にも、フォント選択すると強制終了する問題も起こります。この問題に対する解決策は別の記事に書いたので、見てみてください。
まとめ
手順通りに行えば、簡単に対応できます。
他にもエラーが起こりますが、とりあえずこの問題は解消でき、Illustrator(イラストレーター) CS5を使い続けることができそうです。