古いパソコンを使用していると、OSアップグレード時の動作不良のリスクを考慮し、OSを古いまま使っている方も多いかと思います。私もMacBook Air Early 2014をOS X 10.9 (Mavericks)で長いこと使っていましたが、本体ストレージSSDをNVMeに交換するのを機に、OSをもmacOS 10.13 (High Sierra)にアップグレードすることにしました。
今回は、OSのアップグレードの方法を紹介します。
OSアップグレードの方法
OSのアップグレードの方法をお伝えします。
OSをアップグレードする前に、Time Machineでバックアップを取っておくことをオススメします。バックアップを取っておけば、OSをアップグレードしてみて動作が不安定だった時、元に戻せるからです。
Time Machineを使ってバックアップを取る方法は別の記事に書きましたので、まだ使ったことのない方は参考にしてみてください。
OSをダウンロードする
AppleのHP(https://support.apple.com/ja-jp/HT201372)からOSインストーラをダウンロードします。以下、該当部分をAppleのHPから抜粋しました。
ダウンロード:macOS Big Sur、macOS Catalina、macOS Mojave、macOS High Sierra
「アプリケーション」フォルダに「macOS [バージョン名] インストール」という名前の App としてダウンロードされます。ダウンロード後にインストーラが開いたら、インストールを続けずに、そのまま終了します。正しいインストーラを入手するには、macOS Sierra 10.12.5 以降 または El Capitan 10.11.6 を搭載した Mac からダウンロードしてください。企業の管理者の方は、ローカルでホストしているソフトウェア・アップデート・サーバではなく、Apple からダウンロードしてください。ダウンロード:OS X El Capitan
Apple
「InstallMacOSX.dmg」という名前のディスクイメージとしてダウンロードされます。El Capitan と互換性のある Mac でこのディスクイメージを開いて、その中に入っている「InstallMacOSX.pkg」という名前のインストーラを実行してください。「OS X El Capitan インストール」という名前の App が「アプリケーション」フォルダにインストールされます。ディスクイメージや .pkg インストーラではなく、この App から起動可能なインストーラを作成します。
(ちなみにOSについてなのですが、古いパソコンで本体ストレージをNVMe接続に変更する場合はHigh Sierra、SATA接続のまま使用する場合はEl Capitanを個人的にはオススメします。)
ダウンロードしたいOS名をクリックするとApp Storeへジャンプしようとするので「App Store Appを開く」をクリックするとApp Storeが立ち上がります。
App Storeが立ち上がるとOSインストーラのダウンロードが自動的に開始されます。もしダウンロードが自動的に開始されない場合は「Download」をクリックします。
OSのダウンロードが完了するとOSインストーラが自動的に立ち上がります。
OSをアップグレードする
立ち上がったOSインストーラの「続ける」をクリックします。
あとは指示に従ってOSのアップグレードを完了させてください。
再起動すると、アップグレードが完了します。
まとめ
OSのアップグレードは、手順通りに行えば拍子抜けするほど簡単にできました。
私はOSをアップグレードした後、冒頭でも触れたようにMacBook AirのSSDをNVMeに交換しました。
本体ストレージSSDの交換方法は別の記事に書いていますので、気になった方は見てみてください。