MacPCのバックアップを取る時は、MacデフォルトのTime Machineを利用すれば、バックアップとさらには復元も楽に行えるのでとても便利です。
今回は、Time Machineを利用したバックアップ方法を紹介します。
事前準備
事前に準備する物・事前に準備することを説明します。
準備する物
バックアップ用のストレージを用意します。バックアップ用の外付けHDDは、SSDの交換後のデータ増量も考慮して、交換後SSD容量の2〜3倍の容量をオススメします。例えば500GBのSSDを購入する場合は、1〜2TBぐらいの外付けHDDを持っていてば安心です。参考までに手頃な外付けHDDを見つけましたので、リンクを貼り付けておきます。これは私も使用しています。
Transcend ポータブルHDD 2TB(TS2TSJ25M3S)
- サイズ:129.5mm x 80.8mm x 16.1mm 保証:3年(並行輸入品は国内保証対象外)。2.5インチHDD 容量:2TB SuperSpeed USB 3.1 Gen 1に対応。三層構造の衝撃保護システム
- 価格:7,980円(2021年2月12日時点)
準備すること
用意した外付けHDDを「Mac OS拡張(ジャーナリング)」でフォーマットします。
フォーマットの方法は別の記事に書きましたので、方法を知らない方は参考にしてみてください。
Time Machineでバックアップする用のHDDをフォーマットする時は、ストレージ名前を「TimeMachine」や「BackUp」のように用途がわかるようにしておくと、HDDが1つ2つと増えてきた時に煩雑にならないのでオススメです。私は「ForBackUp」にしてみました。
外付けHDDのフォーマットが完了すると「Time Machineでバックアップを作成するために○○○(外付けHDDの名前)を使用しますか?」という内容のウィンドウが立ち上がるので、「バックアップディスクとして使用」をクリックしてください。
Time Machineを使う
それではTime Machineを使ってバックアップを取る方法を説明していきます。
Time Machineの環境設定をする
「システム環境設定 > Time Machine」の順番に進んで、Time Machineを開きます。
バックアップディスクを選択する
Time Machineが立ち上がったら、画面中央の「バックアップディスクを選択…」をクリックしてバックアップディスクを選択します。
①バックアップ用の外付けHDD(私の場合はForBackUp)を選択して、②「ディスクを使用」をクリックする。
メニューバーにTime Machineを表示
「Time Machineをメニューバーに表示」のチェックを入れます。
「Time Machineをメニューバーに表示」のチェックを入れると、メニューバーからTime Machineの操作が行えるようになります。
メニューバーからTime Machineを操作する
メニューバーの「Time Machineマーク」をクリックしてみてください。
Time Machineのメニューが開きました。
Time Machineでバックアップを取る
バックアップを取る場合は、TIme Machineのメニューバーで「今すぐバックアップを作成」をクリックしてください。
クリックするとバックアップ作業が自動で開始されます。
また、バックアップ中はこのメニューバーにバックアップの進行状態が表示されます。
まとめ
Time Machineを利用するとバックアップがとても簡単に行えます。もしもの時に泣かないで済むように、バックアップはこまめに取ることをオススメします。特に、新たにソフトウェアをインストールする・設定を変更する・SSDなどのハードウェアを交換するなど、PCの状態を変更するする時は、それらの作業へ入る前にバックアップを取りましょう。変更後にパソコンが不安定になってしまった時、Time Machineでバックアップを取って入れば、復元機能で変更前の状態へ戻すことができます。
Time Machineを使ってPCを復元する方法は別の記事に書いたので、まだ復元したことがない方は見てみてください。