Adobe CS5をサポート対象外であるMountain Lion以降のOS(High Sierraなど)で使用することは可能です。しかし、そのままでは使えず、一手間必要です。
今回は、Adobe CS5をMountain Lion以降のOSで使う方法をお伝えします。
- Adobe CSシリーズをMountain Lion以降のOSでも使えるようにできる
Adobe CS5が使えなくなる原因
本来Adobe CS5に対応しているOS
本来Adobe CS5に対応しているOSは
- Mac OS X 10.5(Leopard)
- Mac OS X 10.6(Snow Leopard)
- Mac OS X 10.7(Lion)
- OS X 10.8(Mountain Lion)
の4つです。対応しているOSの中で一番新しいOSであるMountain Lionでも2012年リリースなので、CS5ってずいぶん古いソフトなんだなと実感。。でも、私にはまだまだ現役のソフトです。
なぜ使えなくなるのか
Adobe CS5を立ち上げるためにはJava 6が必要ですが、AppleはOS X 10.11(El Capitan)以降Java 6のサポートを打ち切りました。そのため、High SierraなどのOSではCS5を立ち上げることができず、使えなくなってしまうのです。
Adobe CS5を使うための解決策
Adobe CS5を使うための解決策は以下です。
Java 6 runtimeパッケージをインストールする
Appleは、Java 6のサポート打ち切りによってJavaで起動するソフトが使えなくなってしまったことに対応するために、Java 6 runtimeパッケージをリリースしています。そのパッケージをダウンロードしてインストールすることで、High SierraなどのOSでもAdobe CS5を使うことができます。
ダウンロード先は下記です。
Download Java for OS X 2017-001ダウンロードしたら、「JavaForOSX.dmg」をクリックしてください。
クリックするとウィンドウが開くので「JavaForOSX.pkg」という名前のパッケージファイルをクリックします。
クリックするとインストーラーが立ち上がるので、流れに沿ってクリックしていけばインストールが完了します。
インストールが完了したら、High SierraなどのOSでもAdobe CS5が問題なく使えるようになると思います。
その他のエラーについて
Adobe CS5は上記のパッケージをインストールしてもなおエラーが起こります。各エラーの解決策は別の記事に書いたので、見てみてください。
Adobe Illustrator(イラストレーター) CS5のエラー
クラッシュするエラー
フォントプレビューが見えないエラー
Adobe photoshop(フォトショップ) CS5のエラー
クラッシュするエラー
まとめ
Adobeのソフトは高いので、OSをアップグレードしてもなるべく使いたいものです。対応策を講じて、ソフトを使えるようにしましょう。
p.s.
記事を読んでみて、これからOSをアップグレードしてみようと考えている方は、OSをアップグレードする方法を別の記事に書きましたので、参考にしてみてください。