Homebrewのインストール作業を進めて、最後までインストールが終了した時に
Error: /usr/local/Cellar is not writable. You should change the
ownership and permissions of /usr/local/Cellar back to your
user account:⋯⋯(省略)⋯⋯
というエラーメッセージが出てしまうトラブルがありました。解決方法を見つけましたので健忘録として残しておきます。
Homebrewをインストールしてみる
Homebrewインストール手順
Homebrewのインストール手順は別の記事に書いています。インストールを初めてされる方は見てみてください。
インストール完了時にエラーメッセージが表示される
Homebrewをインストールするためにトップページ(https://brew.sh/)に書かれているコマンド
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
をターミナルのコマンドラインにコピペして実行すると、Homwbrewのダウンロードが始まります。途中で、
Press RETURN to continue or any other key to abort
というメッセージが表示されます。メッセージの内容にしたがってEnterを押すと、ダウンロード・インストールが継続します。最後に
Installation Successful!
と表示されたらインストール完了で、問題があるとエラーメッセージが表示されます。
私はインストール完了後に下記のようなエラーメッセージが出ました。
Error: /usr/local/Cellar is not writable. You should change the ownership and permissions of /usr/local/Cellar back to your user account: sudo chown -R $(whoami) /usr/local/Cellar Failed during: /usr/local/bin/brew update --force --quiet
エラーの解決策
上記のエラーメッセージは翻訳すると「あなたは/usr/local/Cellarの所有権とパーミッションをあなたのユーザーアカウントに変更すべき」という内容で、後ろの方にこのエラーに対応するためのコマンドが書かれています。素直にコマンドをコピペして実行します。
$ sudo chown -R $(whoami) /usr/local/Cellar
これで問題が解決しました。
Homebrewインストール完了後
これまではHomebrewのインストールに関する問題を解決してきましたが、Homebrewのインストールが完了したらすぐにした方が良いことがあります。
潜在的な問題点をチェックする
Homebrewのインストールが完了したら、次はHomebrewに潜在的な問題がないかチェックしましょう。使用前に潜在的なトラブルに対応できれば、その後の大きなトラブルを回避できる可能性が高まるからです。
潜在的な問題点をチェックするためのコマンドは下記です。
$ brew doctor
「brew doctor」については別の記事にもしましたので、気になった方は見てみてくださいね。
話しを戻しましょう。
「brew doctor」を実行して何も問題がない場合は、
Your system is ready to brew.
と表示されます。問題なく使えそうですね。
もし潜在的な問題がある場合は「Warning: ……」を冒頭に記した箇条書きで指摘されます。問題の解決策も同時に示されますので、それに従えば問題解決に向かえます。
私は問題点が見つかったため、Warningの箇条書きが4つ表示されました。
こちらの解決方法も他の記事にしましたので、私と同じように潜在的な問題点を指摘された方は見てみてください。
まとめ
Homebrewに限らず古いPC&古いOSで最新のソフトウェアと使おうとすると何かと問題が発生して結構面倒くさいですが、粘れば解決策は見つかるものですね。もしも同じ問題を抱えている方は私の方法を参考にしてみてください。