サーバーが必要なんだけど選べなくてさぁ
サーバー提供会社ってたくさんあるから、迷っちゃいますよね
プランもたくさんあるし
そうそう。プランごとに何が違うの?
速さ・容量・データベース利用の有無など、わりといろいろ違うんだよね
とういうわけで、今回はサーバーの選び方・と契約方法をお伝えします
- サーバーの選び方と契約方法がわかる
- サーバーを自分で契約できる
サーバーって何?ドメイン?という方へ
サーバーって何?ドメイン?という方は、これら基本的なことをわかり易く説明した記事があります。先に目を通して頂くと、説明がわかり易くなると思いますので、見てみてください。
サーバー選びのポイント
まず最初にサーバーを選択する際にチェックすべきポイントをお伝えし、その後に個別に説明していきます。
サーバー選択でチェックするべきポイントは以下の7つです。
サーバー選択のチェックポイント
- サービスの価格
- サーバー容量
- 1日あたりの転送量の上限
- 独自ドメイン使用の有無
- ドメイン可能登録数
- WordPress(CMS)使用の有無
- 無料SSLの有無
チェックするポイントはわりとシンプルなのではないでしょうか。
では、それぞれの項目について個別に説明していきます。
サービスの価格
まずは、サーバーサービスの価格について説明します。
初心者のうちは、とにかく「安い」が正義だと考えています。というのも、ブログ・ホームページを立ち上げてすぐに期待するような集客・収益をあげるのは難しいので、毎月の固定費を安くしておくことがブログ・ホームページ継続のために重要です。なので、(1)「サーバー選択のチェックポイント」でお伝えしたことが全て可能、(2)月額が安い、を満たすサーバーサービスを契約するといいでしょう。
また、サーバーサービスと価格の関係は、どのサーバー提供会社でも大体同じでサーバーの容量・スピード・1日の転送量でプラン(価格)分けされています。容量が大きい・スピードが速い・1日の転送量が多いサーバーサービスは価格が高く、容量が小さい・スピードが遅い・1日の転送量が少ないサーバーサービスは価格が安くなります。とても単純です。それから、価格が高いからと言って「カスタマーサービスが良くなる」ことは経験上ありません。初心者の方は不安にまかせて高価格のサービスを契約しないでくださいね。
サーバー容量
サーバー容量は、データを置いておける容量のことです。ブログ・ホームページに画像・映像を配置した分だけ、サイトのデータ量は大きくなります。ですから、サーバー容量が小さすぎるプランで契約してしまうと、画像や映像を十分に配置できなくなってしまい、思い通りのブログ・ホームページに仕上がらない可能性があります。ある程度の容量があるプランで契約すると良いでしょう。
1日あたりの転送量の上限
契約するサーバーで管理するサイト数が少ない、または1サイトあたりの使用容量が少ないうちは、1日あたりの転送量の上限を気にする必要はないかもしれません。
しかし、契約するサーバーで管理するサイトが、画像や映像など容量の大きいデータを頻繁にアップロードしなければならない場合、注意が必要です。特に情報サイトのようなスピードを要求されるサイトにおいて「アップロードできない」は命取りになりかねません。
独自ドメイン使用の有無
独自ドメインは、自分の好きな名前で取得・契約したドメインのことです。自分でブログ・ホームページを立ち上げるならば、自分の好きな名前のドメインを使いたいですよね。サーバーによっては独自ドメインが利用できない場合もあるので、事前に確認しておく必要があります。
ドメイン可能登録数
サービスのプラン(価格)によって、サーバーに登録できるドメイン数が異なります。下位プラン(低価格)のサービスはドメイン登録可能数が1〜3個ぐらい、上位プラン(高価格)のものは無制限にドメイン登録ができたりします。最初のうちはたくさんのサイトを登録できる必要はないので、下位プランのもので契約し、サイトの数を増やす必要が出てきたら上位プランへアップグレードすると無駄がないでしょう。
WordPress(CMS)使用の有無
WordPress(CMS)が使えるかどうかが一番注意したいポイントかもしれません。WordPress(CMS)が使えないと、ブログ形式(データベース形式)のサイトを作れないからです。
WordPress(CMS)使用の有無に関する説明方法は、サーバー提供会社によって異なっています。「WordPress、CMS 、データベース」がキーワードで、これらが使用可能かどうかを見てください。
無料SSLの有無
SSL*1は現在のところ、あってもなくても困りません。しかし、SSL対応のページはgoogleやyahoo等の検索サービスに「信用がある」と認識されて、上位に表示される傾向があるため、世界的にはSSL対応が主流になりつつあります。「無料SLL」でも十分に効力を発揮できるので、サーバー提供会社のサービスに含まれているか確認してください。
*1:SSL(Secure Sockets Layer)は、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組み(プロトコル)です。個人情報やクレジットカード情報などの重要なデータを暗号化して、サーバ~PC間での通信を安全に行なうことができます。
オススメのサーバー
前章でお伝えしたサーバー選びのポイントを踏まえて、初心者向けのオススメのサーバーをお伝えします。
結論からお伝えすると、サーバーとドメインを一緒に契約するならば「Xserver(エックスサーバー)」、サーバーとドメインを別々の会社で契約するならば「さくらのレンタルサーバ」、出会い系・ギャンブル系・アダルト系コンテンツを扱うならば「mixhost」オススメします。
目的別オススメサーバー
- Xserver(使いやすい)
- さくらのレンタルサーバ(安い)
- mixhost(アダルトコンテンツもOK)
「Xserver」と「さくらのレンタルサーバ」をオススメする理由は単純に「安いから」です。サーバー選択のチェックポイントの「サービスの価格」のところでもお伝えしましたが、アフィリエイトやネットショップを始めた初期のうちは理想とするような採算・利益が得られないことが多いので、なるべく安いサーバーサービスで契約しましょう。採算が取れるようになってきたら、改めて上位のサーバーサービスへアップグレードすれば問題ありません。
「出会い系・ギャンブル系・アダルト系」コンテンツは、普通のレンタルサーバーでは取り扱いが禁止されています。なので、これらのコンテンツを扱うためには、最初から契約できるサーバーが限られていることも知っておいてくださいね。
各種サーバーの使用感
私は「Xserver」と「さくらのレンタルサーバ」を使ったことがあります。
「Xserver」のコントロールパネル(各種設定画面)はとても使い易いです。設定画面が一覧表示なので目的の項目が探しやすく、なおかつ表現(用語)が的確なので設定したい時に迷うことがありません。逆に「さくらのレンタルサーバ」のコントロールパネル(各種設定画面)は、ちょっと使いにくいです。でも安いです。参考までに。
Xserver(X10プラン)
- 国内シェアNo.1!サーバー速度No.1!のXserver
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サーバーとドメインをそれぞれ契約する作業を省きたい方は、Xserverの1択です。サーバーとドメインをバラバラに管理するのはわりと面倒くさいので、Xserverで契約して一括管理すると煩雑な作業を省略できます。また、Xserverで契約すると、独自ドメインを2つ無料で取得できます(2021年6月3日現在)。価格の一番安いX10プランからWordPressを利用できるので、X10プランを契約してください。
使用感のところでもお伝えしましたが、Xserverのコントロールパネル(各種設定画面)は使いやすいです。これもオススメするポイントです。
Xserverの契約方法は別の記事に書きました。契約する際、参考にしてくださいね。
さくらのレンタルサーバ(スタンダードプラン)
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サーバーとドメインを別々の会社で契約するならば、さくらのレンタルサーバ1択です。安くて、サーバー容量も初心者にとっては十分です。WordPressを使用できるのは「スタンダード」プランからなので、スタンダードプランを契約してください。
mixhost(スタンダードプラン)
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まとめ
とにかく初心者のうちは、最低限の機能を備えていて、なおかつ安いサーバーを契約することをオススメします。