【初心者必見!読めばわかる】独自ドメインのネーミング&選び方のポイント3つから取得まで

相談者
相談者

ドメインを取得しようと思ってるんだけど、どうしたらいいのかな?

まさ先生
まさ先生

独自ドメインなら自分の好きな名前をつけられるよ。

でも、値段がピンキリ。絶対に注意したいポイントもあるんだ

相談者
相談者

そうなんだぁ。ポイントって何?

まさ先生
まさ先生

というわけで今回はドメインのネーミング&選び方のポイントから取得までお伝えします

  • 独自ドメインのネーミングと選び方がわかる
  • 独自ドメインの取得方法がわかる

サーバーって何?ドメイン?という方へ

サーバーって何?ドメイン?という方は、これら基本的なことをわかり易く説明した記事があります。先に目を通して頂くと、説明がわかり易くなると思いますので、見てみてください。

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もくじ

独自ドメインのネーミング&選び方のポイント

独自ドメインは、自分の好きな文字列を指定してネーミングできる、自分のオリジナルのドメインのことです。一度取得したら更新し続ける限り、使用することができます。でも、自分の自由な名前をつけられるので、かえって迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、独自ドメインのネーミングと選び方をお伝えしていきます。

まず先に独自ドメインのネーミングと選び方を要約したものをお伝えし、その後で個別に説明していきます。

独自ドメインのネーミングと選び方のポイントは以下の3つです。

独自ドメインのネーミング&選び方のポイント

  1. 自身のサイト内容と一致している
  2. わかりやすい
  3. 価格が安い

独自ドメインのネーミング&選び方のポイントは多くありません。しかし、1つ1つがとても重要です。

では、それぞれの項目について丁寧に説明していきます。

自身のサイト内容と一致している

基本を説明している記事で「ドメインは現実世界のものに置き換えると、あなたのお店の店名(名前)・住所」だとお伝えしました。「ドメイン名=店名」であることから考えて、ドメイン名は自分がこれから作るサイト内容と一致してる方が望ましいです。その理由は、現実世界のことでお客さんの立場から考えてみると理解しやすいかもしれません。

例えば、あなたは商店街でパン屋を探しているとしましょう。看板を見ながら歩いていって「八百屋△△」「□□魚」はスルー。「◯◯パン」を見つけたら途端「パン屋見つけた!」と思うでしょう。

同じことがwebでも言えます。何度もお伝えしているようにwebで看板にあたるのはドメイン名です。ドメイン名が「△△-yasai.com」「□□-sakana.com」だったらどうでしょうか?野菜・魚関連のサイトだと思ってしまい、スルーしてしまうのではないでしょうか。ドメイン名に「パン屋」を連想させる語「pan、bread、bakery」などが入っていたらどうでしょうか?すぐにパン関連のサイトだとわかりますよね。

このように、自分のサイト内容と合わせてドメイン名を決めることはとても重要です。

わかりやすい

先ほど、自分のサイト内容と合わせてドメイン名を決める重要性をお伝えしましたが、さらに考慮したいことがあります。なるべく「シンプル」なドメイン名にすることです。

もう一度、パン屋の例で考えてみましょう。パン屋を連想する「bakery」をドメイン名に含めて、さらに独自性を出したいとします。その時に「delicious-colorful-nice-smell-big-bakery.com」のように長い名前にしてしまうと肝心の「bakery」が埋もれてしまい、サイト内容がスッと頭に入りにくいです。逆に「kaoru-bakery.com」のようにシンプルだったらどうでしょうか。良い香りのするパンを連想しやすいですよね。

このように、ドメイン名を付ける時はサイト内容がすぐわかるよう情報を整理、シンプルになるよう心がけましょう。

自分自身が普段、どのようにネット検索しているか振り返ってみてください。検索して一覧表示されたサイトの中から「簡単・シンプル・わかりやすそう」な雰囲気のするサイトを選んで見てませんか?複雑・わかり難そうなサイトはパスしてませんか?

このことは、サイトを作る上で重要な事実です。とにかくシンプルでわかりやすいサイトを目指しましょう。

価格が安い

固定費を節約することがブログ・ホームページを継続して運営していくコツなので、価格の安いドメインを選択することが最善です。特に、収益の少ないブログ・ホームページ立ち上げ時は、毎月支払う固定費が重い負担になるので、価格の安いドメインを選択することのメリットは大きいです。

「価格の安いドメイン」と言いましたが、じつはドメインの価格はピンからキリまであります。ドメインの価格を決めるのは「〇〇.com」「〇〇.jp」「〇〇.net」のような「ドット以降の部分」です。ドット以降の部分はいろいろな種類があって、それぞれ価格が異なっています。例えば、企業を連想させる「.inc」はとても高価格、逆に「.gmo」は低価格です。

ドメインの価格は「お名前.com」のドメイン料金一覧で見るとわかります。お名前.comトップページ(下記URL)から「ドメイン>料金一覧」の順番で進んで、料金一覧を見てみてください。

高価格ドメイン(ドット以降の部分)は「信用を買う」というニュアンスです。なので「最初から信用が必要」という方は高価格ドメインの取得を検討してください。それ以外の方は、わざわざ高価格ドメインを選ぶメリット(効果)が少ないので、「.com」「.net」など一般的な価格のドメインで十分でしょう。

独自ドメインの取得方法

ドメイン名はインターネット上に1つだけ存在

ドメイン名は「インターネット上に1つだけ存在」がルールなので、誰かと同じドメイン名は使えません。ドメイン名は早いもの勝ちなので、希望するドメイン名がすでに取得されていないか(希望するドメイン名が取得可能か)チェックします

ドメインのルールについてもう少し説明します。

ドット以前の部分が異なれば、ドット以降の部分が同じでも別のドメイン

これは理解しやすいですよね。例えば、ドット以降の部分が同じ「.com」でも、ドット以前の部分が「◯◯.com」「△△.com」「□□.com」のように異なれば、それぞれ異なるドメインとなります。

ドット以前の部分が同じでも、ドット以降の部分が異なれば別のドメイン

これは少し理解し難いかもしれません。例えば、ドット以前の部分が同じでも、ドット以降の部分が「◯◯.com」「◯◯.jp」「◯◯.net」のように異なれば、それぞれ異なるドメインとなります。

希望するドメイン名が取得可能かチェックする

希望するドメイン名が取得可能かチェックします。ドメイン登録サービス会社のサイトへ行くと、トップページに「ドメイン検索ボックス」があるので、自分が希望するドメイン名を入力して「検索ボタン」をクリックします。そうすると、そのドメイン名が取得可能かわかります。

ドメインを取得する

取得可能なドメイン名だったら、ドメイン登録サービス会社と契約してドメインを取得しましょう。ドメインは1年単位で取得でき、複数年契約にすると取得料金が割引される場合もあります。逆に「お名前.com」の場合は、初年度のドメイン取得料金が大幅に割引されます。

ネームサーバーを設定する

取得したドメインを契約するサーバーで使用するために、ドメイン登録サービス会社のアカウントにログインしてサーバーが指定するネームサーバーを設定します。ネームサーバーはドメインとサーバーを紐付けする役割をしていて、この設定をしておかないとドメインを入力してもサーバーに保存しているページが呼び出されません。必ずネームサーバーを設定しましょう

ネームサーバー(DNS:Domain Name System)とは、対象のドメインをどのサーバーで使用するか決定するためのアドレスです。ドメインとサーバーを紐付けする役割をしています。

私が紹介しているサーバーのネームサーバーは以下の通りです。ドメインを取得したら、ドメイン登録サービス会社のアカウントにログインして設定してください。

Xserverのネームサーバー

ネームサーバー1ns1.xserver.jp( 219.94.200.246 )
ネームサーバー2ns2.xserver.jp( 210.188.201.246 )
ネームサーバー3ns3.xserver.jp( 219.94.200.247 )
ネームサーバー4ns4.xserver.jp( 219.94.203.247 )
ネームサーバー5ns5.xserver.jp( 210.188.201.247 )

さくらのレンタルサーバ

ネームサーバー1ns1.dns.ne.jp
ネームサーバー2ns2.dns.ne.jp

mixhost(スタンダードプラン)

ネームサーバー1ns1.mixhost.jp
ネームサーバー2ns2.mixhost.jp
ネームサーバー3ns3.mixhost.jp
ネームサーバー4ns4.mixhost.jp
ネームサーバー5ns5.mixhost.jp

オススメのドメイン登録サービス会社

前章のポイントを踏まえて、独自ドメインを取得しましょう。

ドメインを取得するには、ドメイン登録サービス会社を利用します。オススメのドメイン登録サービス会社が3つあります。より多くのドメインを契約したいならば「お名前.com」、契約や契約後の管理画面が簡単なのは「ムームードメイン」、大手企業の安心感を得たいならば「名づけてねっと」です。ちなみに「.com」「.net」だったらどこのドメイン提供会社でも問題なく契約できます。

お名前.com

マイナーなドメイン、つまりドット以降の部分がマイナーなものを契約したい場合は「お名前.com」1択です。「お名前.com」は、たくさんのドメインが契約できます。このサイトの「.me」も「お名前.com」で契約しています。

逆に、「お名前.com」のデメリットを挙げるとすれば、いろいろな設定ができるゆえに管理画面が複雑なところです。

ムームードメイン

簡単に契約したい、管理画面が簡単な方がいい場合は「ムームードメイン」1択です。「ムームードメイン」はとにかく簡単で、初心者向きです。私も一番最初にドメインを契約したドメイン登録サービス会社は「ムームードメイン」でした。

ちなみに「ムームードメイン」は「お名前.com」の子会社です。それが理由かわかりませんが、「お名前.com」でしか契約できないドメインがあるので、少し変わったドメインを契約したい方にとってはデメリットでしょう。

名づけてねっと

大手企業の安心感を得たいならば「名づけてねっと」の1択です。「名づけてねっと」はNTTグループのレンタルサーバー「WebARENA」関連サービスですなので、大手ならではの安心感が得られますよね。

「名づけてねっと」で契約するデメリットは、Whois情報代行サービスが受けられないところです。NTTグループはドメイン管理を行っている「ICANN」の姿勢に沿っており、正しいWhois情報の入力が必須です。

Whoisとは、ドメインの保持者の氏名、住所、電話番号などの登録者情報を誰でも閲覧できる情報提供サービスです。登録者情報はICANN*1より一般公開することが義務づけられています。
*1:ICANNは、1998 年設立の非営利法人。世界各地から集まった人々によって運営。インターネットを安全・安定・相互運用可能な場所として維持することを目的とている。識別子を世界規模で調整するのが、ICANN の役割。

まとめ

ドメイン名は1度取得してしまうと変更ができません。ですから、独自ドメインのネーミング&選び方のポイント「(1)自身のサイト内容と一致している、(2)わかりやすい、(3)価格が高くない」に注意して、ドメインを取得してくださいね。

ちなみに、エックスサーバー(Xserver)で契約するとサーバーとドメインを同時に契約できるので、煩雑な手続きを省くことができますよ。気になった方は、下記の記事を見てみてください。

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