【華語文法】疑問詞と疑問文関連語

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疑問詞と疑問文関連語

疑問詞は、疑問文において話者が文中で聞きたいことを置き換えるために使用される語。 例えば「誰、哪個、哪裡、什麼」など。詳しくは「代詞」の「疑問代詞」を参照してください。

疑問代詞

  • 哪nǎ、哪個nǎge、哪些nǎxiē:「どれ?/どちら?」を意味して「事物、状況、人」がどれなのか、どちらなのか尋ねる。例:哪一位是你的朋友?
  • 誰shuí、哪位nǎwèi、什麼人shénme rén:「誰?/何の人?」を意味して「人」について尋ねる。例:你找誰?/ 你知道他是什麼人嗎?
  • 哪裡nǎlǐ、哪邊nǎbiān、什麼地方shénme dìfāng:「どこ?/どこらへん?/何て言う場所?」を意味して「場所」について尋ねる。例:你在哪裡?/ 這裡是什麼地方?
  • 哪樣nǎyàng、什麼shénme、為什麼wèishénme、怎麼zěnme、怎樣zěyàng、怎麼樣zěnmeyàng:「どの種類?/何?/なぜ?/どのように?/どうですか?」を意味して「性質、状態、方式、動作、理由」などを尋ねる。例:這是什麼書?/ 為什麼要跟我結婚?/ 你怎麼不來我家玩?

数量の疑問詞

数量や数の程度を尋ねる疑問文に使われる。

  • 幾jǐ:いくつ?例:來了幾十個人?
  • 多少duōshǎo:いくつ?例:這所學校有幾(個)外國學生?
  • 多duō + [形容詞]:どのくらいの[形容詞]?例:這條路多麼長?

疑問文で使用される語気助詞

話者の感情を表現する特別な助詞のことを指す。詳しくは「品詞」の「助詞」を参照してください。

  • 「嗎ma」を文末に置く、最も基本的な疑問文。「諾否疑問文、当否疑問文」などと呼ばれる。例:那是你的書嗎?
  • 「呢ne」を名詞(句)の直後に置いて、前後の文脈や状況等から推測可能な質問内容を簡略化し、「あなたは?」のように相手へ手短かに聞き返す。「省略型疑問文」と呼ばれる。例:我下課以後去咖啡店喝咖啡,你呢?

その他の疑問文関連語

  • 「是不是shì búshì」を既知の確認したい情報の前か文末に置く、または「是嗎shìma?」「對不對duì búduì?」を文末に置いて、「⋯⋯だよね?」と話し相手に情報確認する。付加疑問文と呼ばれる。例:那是不是你的書?/ 那是你的書,對不對?
  • 「好嗎hǎoma?」「可以嗎kěyǐma?」「好不好hǎobùhǎo?」を文末に置いて、「⋯⋯いい?」とまず自分の提案、意見、推測、要求を言い,それに対する話し相手の意向を尋ねる。「諾否疑問文」と呼ばれる。例:我們下課以後一起去咖啡店喝咖啡,好不好?