【當代中文課程4課本, 第二課(レッスン2)】文法の日本語訳とポイント(中国語・華語学習テキスト)

私は41歳の時、台湾中心部の国立台湾師範大学語学センターに1年間在籍してゼロから中国語の勉強を開始しました。暗記力低下で想像以上に大変でしたが、毎日勉強して、、、中国語で会話できるように!もちろん現在も勉強継続中です。

なぜ40代から勉強を始められたのか。それは「中国語で会話したい!」という高いモチベーションがあったから。気持ちさえあれば、意外と頑張れるものです。

「勉強してみたいけど遅いんじゃないか」と考えている方、、、遅くないですよ!
さあ、今日から始めてみましょう!!!


まさ先生
まさ先生

さて、私が在籍した師範大学語学センターは、独自に作成・出版した「當代中文課程(現代中国語コース)」を使用しています。

このテキスト、他のたくさんの語学センターでも使われるほど良くできていてオススメ!詳しい内容は下記URLから。

中国語(華語)学習テキスト【當代中文課程】をオススメする理由

相談者 本屋さんにはたくさんのテキストがあるけど、正直どれを買おうか迷っちゃう。 まさ先生 どのテキストがいいのか選ぶのってとても大変ですよね。あと、日本の本屋さんって「華語」のテキス… [more]

相談者
相談者

とても良さそなテキストですね!

まさ先生
まさ先生

オススメのテキストなのですが、難点が1つだけ。

中国語と英語で書かれていて日本語がないんです。。。

なので、日本人に理解しやすいよう翻訳していきます!

相談者
相談者

わぁ!

まさ先生
まさ先生

さらに、語学センターの先生から教わったテキストには書かれていない文法上の注意点・使用する状況なども追加します!

相談者
相談者

よろしくお願いします!

まさ
masa

今回は當代中文課程4課本の第二課(レッスン2)を扱います。

もくじ

動詞補語“成“|Vが成功する

機能

“成”は、約束・仕事の成功、V(動詞)が成功できることを指す順接補語である。

  1. 要是你再不努力讀書的話,就念不成醫學系了。(日本語訳:もしあなたが勉強する努力をしないならば、医学系の勉強を成功できないだろう。)
  2. 如果訂購不成的話,就只好換一個網站訂購了。(日本語訳:もし注文が成功できないなら、webサイトを換えて注文しなければならないだろう。)
  3. 他又參加了民意代表選舉,可惜這一次他沒連任成。(日本語訳:彼はまた議員選挙に参加したが、惜しくも今回彼は再選を成功できなかった。)
  4. 上個月那場演唱會因為颱風而改時間了。等了一個月,今天我終於看成了。(日本語訳:先月あのコンサートは台風のために日時を変更した。一ヶ月待って、今日私は最終的に観ることを成功させた。)
  5. 高美玲當得成當不成助教,得由系主任來決定。(日本語訳:高美玲が助教になることを成功させる/成功させないは、学科の主任が決定しなければならない。)

使い方

  1. “成”は、現実形(V成/沒V成,不V成)と可能形(V得成/V不成)の両方で使うことができる。
  2. テキストブック3レッスン2(當代課程3課本第二課)の“成“は動詞補語ではなく、目的語を必要とする二番目の動詞である。これは「〜に」として翻訳できる。例えば、
    1. 我看不懂西班牙文。你能不能幫我把這段話翻譯成中文?(B3, L2)(日本語訳:私はスペイン語を見て理解できない。あなたは私を助けるためにこの話を中国語に翻訳できますか?)
    2. 鳳梨酥是一種用鳳梨做成內餡的甜點。(日本語訳:パイナップルケーキはパイナップルを用いて中身(詰め物)を作るデザートの一種です。)
    3. 台北市已經發展成一個很現代的大城市了。(日本語訳:台北市はすでに一つの現代的な大都市として発展している。)

補足・まとめ

文法構造

V+成

意味

Vが成功する

ポイント

V(動詞)が成功したことを表す。

  • 看成 —> コンサートや試合など、観戦・観覧する概念と一緒に使われることが多い。
  • 去成 —> 買い物や旅行など、出向く概念と一緒に使われることが多い。

<復習>

テキストブック3レッスン2(當代課程3課本第二課)で勉強した“成”は「変化すること」を表す。もう少し詳しく説明すると、V(動詞)の前の名詞(本來)が、VすることによってVの後ろの名詞(後來)に変化する。

  • 【文法構造】[名詞(本來)] V成 [名詞(後來)]
  • 【意味】[本來] がVすることによって [後來]に変化する

萬一⋯⋯|万が一⋯⋯

機能

この副詞は文字通り「1万分の1」の可能性を意味する。これはありそうもないがそれでも可能である何かを指す。

使い方

“萬一“は望ましくない出来事の仮定・想定を意味する。そして他にも、他の条件節と共に使われる。例えば、

  1. 就算萬一發生什麼事,也不要緊張。(日本語訳:万が一何事かが発生したとしても、緊張する必要はない。)
  2. 要是萬一錢不夠的話,你可以去找張先生。(日本語訳:もし万が一お金が十分でないならば、あなたは張氏を探しに行くことができる。)

補足・まとめ

文法構造

萬一⋯⋯

意味

万が一⋯⋯

ポイント

“萬一”は、仮定・発想する事(少し良くない事)を望まない、ということをその意味に含む。

これに対して“如果”は、仮定する内容に「良くないこと」というニュアンスは含まない。

以為⋯⋯|⋯⋯と間違って考えていた

機能

動詞“以為”は、特に口語的に会話で使われる時、話し手または主語の誤った仮定を認め告白する。

使い方

  1. フォーマルなスピーチにおいて、“以為”と“認為”は自由に入れ換えて使われる。
  2. “以為“はしばしば真実を表す“其實”と一緒に使われる。例えば、
    1. 我以為他還單身,其實他已經結婚了。(日本語訳:私は彼がまだ独身だと間違って考えていたが、実際は彼はすでに結婚していた。)
    2. 他以為我還住在淡水,其實我早就搬到台中了。(日本語訳:彼は私がまだ淡水に住んでいると間違って考えていたが、実際は私はずっと前に台中へ引っ越していた。)

補足・まとめ

文法構造

  • S以為⋯⋯,沒想到~。
  • S以為⋯⋯,其實~。

意味

  • Sは⋯⋯と間違って考えていた、〜だとは思いも寄らなかった。
  • Sは⋯⋯と間違って考えていた、実際は〜である。

ポイント

  • 考え違いしていたことを言う時に使う。
  • わかった事実は、後ろの文節で言う。
  • わかった事実を言う時は、“沒想到”や“其實”を伴う場合が多い。

副詞“可”|強調の“可”、警告の“可”

機能

“可”は副詞で、2つの機能を持っている。

  1. これは、人々が一般的に期待するまたは当然と思うことへの話し手の反証・論破を表わす。
    1. 你可是男生,怎麼膽子比我還小!(日本語訳:え〜あなた男でしょ〜。なぜ私よりもさらに勇気がないのよ!)
    2. 我可跟她們不一樣,覺得恐怖片一點也不可怕。(日本語訳:私とあなたは違うのよ。私はホラー映画なんて少しも怖くないわ。)
    3. 那位畫家得獎以後,他的畫可貴了。我們怎麼買得起!(日本語訳:その書道家が賞を獲って以来、彼の書はとっても高くなったのよ。わたしたちはどうして(彼の書を)買うことができるの!)
    4. 台灣的大學生可很少人化了妝去上課。(日本語訳:台湾の大学生は、とっても少ない人たちがお化粧をして授業に行くのよ。)
  2. 話し手は提案を与える。その提案は、軽めの警告またはリマインダー(思い起こさせること)である。
    1. 最近食品安全出了不少問題,買東西要小心啊!(日本語訳:最近の食品安全性は問題が少なくないので、物を買う時は注意すべきである。)
    2. 開慢一點,你別因為要趕時間而出車禍。(日本語訳:少しゆっくり運転してください。あなたが時間を急いだために事故にあってはいけないので。)
    3. 虛,小聲一點,這件事很重要,你不能告訴別人。(日本語訳:しー!少し小声で。この事はとても重要なので、あなたは他人に言うことはできない。)
    4. 你可要表現得好一點,別再出問題了。(日本語訳:あなたはもう少し良く表現するべきです。再び問題がでてはいけないので。)

使い方

“可”はしばしばの命令的な(断固とした)文の中で使われる。そして(“可”の)後ろには、上記の例文で説明されているように“要,得”,不能,別“のような語が続く。

補足・まとめ

ポイント

  • 口語表現。
  • “可“は2つの使い方がある。
“可”の使い方その1
  • まあまあ強調表現(でも、“可”自体には特別な意味はない)。
  • 他の人が言ったことに対して、同意しない時に使う(でも、否定の意味ではない)。
  • 誇張表現。
  • “可“は強調して発音される。
  • 台湾ではあまり使われないが、中国大陸では頻繁に使われる。

例えば、

A:我怕恐怖片,與其看恐怖片,不如看愛情片。(日本語訳:私はホラー映画が怖いので、ホラー映画を観るよりは、むしろ恋愛映画をみたい。)
B:你可是男生,怎麼膽子比我還小!(日本語訳:え〜あなた男でしょ〜、なぜ私よりもさらに勇気がないのよ!)

“可”の使い方その2
  • 他の人に聞くこと・見ることを注意する・警告する時に使う
  • 他の人にリマインドする時に使う。
  • 使い方その1のような誇張の意味はない。
  • 使い方の形式は“可要,可得,可別“。

⋯⋯,免得~|⋯⋯する、〜しないように

機能

忠告・助言は、望まない何かの発生を避けるために、提示される。もしも“免得“の前にくること(“⋯⋯“の部分)がきちんと実行されるならば、“免得”の後ろにくること(“~“の部分)は避けることができる。

補足・まとめ

文法構造

⋯⋯,免得~

意味

⋯⋯する、〜しないように
(~しないように⋯⋯する)

ポイント

  • “免得“の後ろにくる内容(〜の部分)を避けるように“免得“の前にくる内容(⋯⋯の部分)をする、という意味。
  • “免得“の後ろにくる内容は、発生してほしくない内容。

例えば、

我明天早上八點上課,早一點睡覺,免得早上起不來。(日本語訳:私は明日の朝8時に授業があるので、少し早く寝ます、朝寝坊しないように。)

曾經V|以前Vした

機能

“曾經”は、副詞である。過去の経験、以前に経験を持っていることを指す。

使い方

  1. “過”は経験の相*1である。“過”はいつも主動詞の後ろに現れる。例えば、
    • 他曾經當過英文老師。(日本語訳:彼は以前英語教師に就いた。)
  2. “曾經“は肯定文でのみ使うことができる。
    あなたは以下のように言うことができない。
    • *我沒有曾經工作。
    • *他曾經沒去過西班牙。
  3. “曾經“はフォーマルスピーチで使われる。例えば、
    • 我記得你曾經跟我說過你的計畫。(日本語訳:私はあなたが以前あなたの計画を私に話したことを覚えている。)

*1:相(そう)は、言語学・文法学の用語で、述語が表す事象の完成度や時間軸における分布の様子などの差異化をもたらす文法形式である。これは“曾經”と一緒に使うことができる。

補足・まとめ

文法構造

曾經V

意味

以前Vした

ポイント

  • フォーマルな語。
  • 講演会や報告などの時に使う。

“V過“と”曾經V過“はほとんど同じような意味。“V過“と”曾經V過“を否定形で使う時は以下の2つの形を取る。

  • V過 —> 沒V過
  • 曾經V過 —> 不曾V過

上記を参考にして、使い方(Usage)の(2)で間違いとして挙げられている例文を直してみると、

  • X:我沒有曾經工作。—> O:我不曾工作過。
  • X:他曾經沒去過西班牙。—> O:他不曾去過西班牙。

列挙助詞“等“|⋯⋯など

機能

列挙の中で使われる“等”は、閉じた列挙(closed)または制限なしの列挙(open)を指すかもしれない。(それが何かは)文脈に依存する。

  1. 我去過美國,法國兩個國家。(open)(日本語訳:私はアメリカ、フランスなどの2カ国へ行ったことがある。)
  2. 我和男朋友的興趣很不一樣,他對文學、繪畫、舞蹈都沒有興趣。(open)(日本語訳:私と彼氏の興味はとても違います。彼は文学、絵画、バレーなど全てに興味がありません。)
  3. 我問過很多人,他們吃素大部分是因為宗教,也有不少是怕胖、為了健康原因。(open)(日本語訳:私はとても多くの人に質問したことがある。彼らが菜食主義者であることの大部分は宗教のため、太るのが怖いも少なからず、健康のためなどが原因である。)
  4. 端午節的風俗很多,像戴香包、喝雄黃酒、在門上掛一些植物。(open)(日本語訳:端午節の風習はとても多い。匂い袋を持つ、雄黃酒を飲む、ドアにいくつかの植物を掛けるなどのように。)
  5. 我們家要修理的地方很多,像客廳的窗戶、洗手間的門。(open)(日本語訳:私たちの家は修理しなければならない場所がとても多い。客間の窓、お手洗いのドアなどのように。)

使い方

  1. 列挙項目の総数は、列挙助詞の後ろに繰り返すことができる。例えば、
    • 這個大學熱門的科系有國際關係系、會計系、中文系、英文系四個科系。(日本語訳:この大学の人気のある学科は国際関係学科、会計学科、中国語学科、英語学科などの4学科がある。)
  2. 列挙助詞は繰り返されるかもしれない。例えば、
    • 生活中有很多事都離不開電腦,比方說:買東西、查資料等等。(日本語訳:生活の中にある多くの事はパソコンから離れられない。例えば:物を買う、資料を調べる等々。)

補足・まとめ

文法構造

この文法の“等”は3つの形を取れる。

  1. [項目1], [項目2],⋯⋯等[項目総数]個N
  2. [項目1], [項目2],⋯⋯等等
  3. [項目1], [項目2],⋯⋯等

意味

  1. [項目1], [項目2],⋯⋯など[項目総数]個のN
  2. [項目1], [項目2],⋯⋯等々
  3. [項目1], [項目2],⋯⋯など

ポイント

“[項目1], [項目2],⋯⋯等等”と“[項目1], [項目2],⋯⋯等”はどちらもほぼ同じだが、“等“より”等等“の方が良い。

助詞“所”を伴って動詞をマーキングすること

機能

“所”は、名詞を修飾する関係詞節の動詞をマークする。

使い方

“所“の使用方法はフォーマルで、そして、この(“所”の)使用は完全に任意である。

補足・まとめ

文法構造

所+V+的(N)

意味

(N)を修飾する動詞をマークする

ポイント

  • フォーマルな使用法。
  • 新聞や文章、報告などの時に使う。

この“所”自体には意味はないので、“所”を使ったからといって「丁寧な表現」になるわけではない。ただ(N)を修飾する動詞をマークする役割である。

「當代中文課程」シリーズの日本語訳リンク

「當代中文課程」シリーズの日本語訳リンクです。

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