
私は41歳の時、台湾中心部の国立台湾師範大学語学センターに1年間在籍してゼロから中国語の勉強を開始しました。暗記力低下で想像以上に大変でしたが、毎日勉強して、、、中国語で会話できるように!もちろん現在も勉強継続中です。
なぜ40代から勉強を始められたのか。それは「中国語で会話したい!」という高いモチベーションがあったから。気持ちさえあれば、意外と頑張れるものです。
「勉強してみたいけど遅いんじゃないか」と考えている方、、、遅くないですよ!
さあ、今日から始めてみましょう!!!

本屋さんにはたくさんのテキストがあるけど、正直どれを買おうか迷っちゃう。

どのテキストがいいのか選ぶのってとても大変ですよね。あと、日本の本屋さんって「華語」のテキストあんまり売ってないです。

え!?じゃあ、どうしたらいいの?

私が在籍した師範大学語学センターが独自に作成・出版した「當代中文課程(現代中国語コース)」は、他のたくさんの語学センターでも使われるほど良くできていてオススメです!
というわけで今回は「當代中文課程」についてお伝えします。
- 中国語学習用のテキストについて知れる
- 中国語学習用のテキストが買える
テキスト「當代中文課程」について
先にお伝えした通り、私が在籍した国立台湾師範大学語学センターでは、独自に作成・出版した「當代中文課程(現代中国語コース)」を使用しています。このテキスト、他のたくさんの語学センターでも使われているんです!
當代中文課程を使用している大学付属の語学センター
- 淡江大学 中国語センター
- 国立彰化師範大学 語学センター
- 輔英科技大学 中国語センター
- 靜宜大学 中国語教育センター
- 国立清華大学 中国語センター
- 実践大学 中国語センター
- 国立雲林科技大学 語学センター
- 東吳大学 中国語センター
- 国立成功大学 中国語センター など
たくさんの語学センターで使用されていることからもわかる通り、とても良くできているテキストです。
「當代中文課程」の特徴
テキストの特徴は以下のとおりです。
當代中文課程の特徴
- テキストは全6冊(A4サイズ)
- テキストごとにレベル分け(1〜4は日常生活用、5と6はビジネス用)
- レベルに応じた文法・語法・単語を掲載(自然に身につく)
- 飽きのこない内容の例文
- 音声データ付き(ダウンロード式)
レベルに応じてテキストが構成されているので、レベル1から順番に進めていけば自然に文法・語彙力が高まってきます。
以下、テキストの内容をもう少し詳しくお伝えしていきます。
レベルごとの内容
レベルごとの内容は以下のようになっています。
- レベル1:実際の日常生活で使う会話(会話に焦点)
- レベル2:短文を読むことの開始(会話+短文の構成)
- レベル3:少し長めの会話・書き言葉の短文・自分で文章を書く訓練の開始(書き言葉が追加)
- レベル4:書き言葉をさらに強化(書き言葉・フォーマルな語の強化)
- レベル5とレベル6:社会・科学・経済・政治・文化・環境など多方面のテーマをカバー。さまざまな分野での言語使用を拡大(ビジネスシーンで使用する単語・文法・丁寧表現の追加)
レベル1〜レベル4は日常生活でよく使う単語・文法がメインで、レベル5とレベル6になるとビジネス用の丁寧表現を主に学ぶ内容です。
レッスンごとのテキスト構成
それぞれのレッスンは「会話文(または短文)→単語→文法」という構成になっています。
単語・文法は、会話文(または短文)に出てきた単語・文法が掲載されていて、文法は、その文法の使用方法と例文、練習問題が付いています。
音声データ
音声データは、CDなどが付属しているのではなくて、インターネットでデータ(フォーマットはMP3)をダウンロードします。ダウンロードは無料です。
私が「當代中文課程」をオススメする理由
飽きのこない内容の例文
私がオススメする最大の理由は「飽きのこない内容の例文」だからです。
めちゃくちゃ単純な理由ですみません。。。しかし、これには大きな理由があるんです。
外国語のテキストって1回見たら・1回理解したら終わりではなくて、何度も何度も繰り返し見て・聴いて勉強しますよね。なので、内容がつまらないと飽きてしまって、繰り返し見ることが苦痛になってしまいます。その点、この「當代中文課程」は飽きのこない内容なので、繰り返し勉強することが可能なんです。この「飽きないこと」が本当に重要なんだと、このテキストで勉強してから初めて気づきました。今までのテキスト、飽きてたんですよね。。。飽きてしまうと、もうテキストを開く気にもなりません。そうなってしまうと、知識を定着できないんですよね。
音声データが付いてくる
また、音声データが付いているのもメリットの1つです。音声データを聴くことでヒアリング能力を向上させることができるからです。私は毎日30分、料理と掃除をしながら必ず聴くようにしています。塵も積もれば何とやらで、毎日聴くとかなりの時間ヒアリングの勉強ができるんです!
以上の理由から、當代中文課程は中国語を勉強する人にオススメしたいテキストです。
テキストの翻訳・重要ポイントの公開

とても良さそなテキストだね!

オススメのテキストなのですが、難点が1つだけ。
中国語と英語で書かれていて日本語なし。。。
なので、日本人に理解しやすいよう翻訳していきます!

わぁ!

さらに、語学センターの先生から教わったテキストには書かれていない文法上の注意点・使用する状況なども追加しますよ!

お願いします!

テキストの翻訳は別の記事に連載中。そちらを参照してくださいね。
當代中文課程シリーズの翻訳記事リンク
※第一課本と第二課本は翻訳出来次第追加します。
「當代中文課程」の購入方法
「當代中文課程」の購入方法は、台湾では語学書を扱っている書店Lucky Bookstore(師大書苑)で買えます。もし日本から購入する場合は、通販のみ購入可能です。リンクを貼り付けておきますので、参考にしてください。
値段が少し高いと感じるかもしれませんが、テキストは分厚くて内容盛りだくさん!納得されること間違いなしです。
當代中文課程課本 1 (テキスト) / A Course in Contemporary Chinese (Textbook) 1
- 国立台湾師範大学の現代中国語コース1(テキスト) / A Course in Contemporary Chinese I (Textbook) from National Taiwan Normal University Mandarin Training Center.
- 価格:5,500円(2021年5月20日時点)
當代中文課程課本 2 (テキスト) / A Course in Contemporary Chinese 2 (Textbook)
- 国立台湾師範大学の現代中国語コース2(テキスト) / A Course in Contemporary Chinese II (Textbook) from National Taiwan Normal University Mandarin Training Center.
- 価格:5,000円(2021年5月20日時点)
當代中文課程課本 3 (テキスト) / A Course in Contemporary Chinese 3 (Textbook)
- 国立台湾師範大学の現代中国語コース3(テキスト) / A Course in Contemporary Chinese Ⅲ (Textbook) from National Taiwan Normal University Mandarin Training Center.
- 価格:5,600円(2021年5月20日時点)
當代中文課程課本 4 (テキスト) / A Course in Contemporary Chinese 4 (Textbook)
- 国立台湾師範大学の現代中国語コース4(テキスト) / A Course in Contemporary Chinese Ⅳ (Textbook) from National Taiwan Normal University Mandarin Training Center.
- 価格:7,100円(2021年5月20日時点)
まとめ
私のオススメの方法は、1つのテキストを繰り返し勉強すること。すごく単純なことなのですが、繰り返すと人は慣れます。この「慣れる」がとても大事で、慣れた頃にはだいぶ身についているんです。でも、同じことを繰り返すのって、結構退屈なんですよね。なので、このテキストがオススメです。飽きずに繰り返せますよ!